図書館が開放になったので久しぶりに息子と行ってきました。
やっぱり図書館は自分では意図して探さないような本と出会えていいですね。
自己啓発セミナーの小説版
かんたんに纏めてしまえば、ほんとにこの一言に尽きます。
以前言及したかもしれませんが、私の勤務する会社は、ゴリゴリの自己啓発系コンサルが入っています。
読んでいくと。。。
本当にセミナーで聞いたことあるなぁ、ってことばかり書いてありましたね(笑)
って思ってしまったほどでした。
どういった経緯で書きたくなったのか知りたいですね(笑)
小説だからこその良さ
でも、入ってきやすいという点では、小説のほうがいいのかもしれません。
自分で手に取った、という本に対して?自分の選択に対して?の責任感みたいな物もあるかもしれません。
もしくはこの小説の主人公が、あまりに自分に近いような思いをしているからかもしれません。
セミナーは、行きたくもないのに会社の研修でしょうがなく参加して、求められめている答えはこれなんでしょ?
(勤続年数が長いと同じようなことばかりやるので、答えが分かってくる)
みたいな事を思ってもないのに言って、最後には社長がみんな変わったな!
みたいに、泣きながら総括してくるっていう、行く前からわかってる流れの通りに演じるのが苦で苦で、内容なんてあって無いような(オヤジギャグ)もんだからかもしれません。
一人ウン十万のセミナー代をボーナスとして分配してくれーとか内心思ってますしね(笑)
それに比べたら、本当に小説の中の主人公が、働く女性の等身大の不満を持っていて、それを相談しながら乗り換えるストーリーのほうが入ってはきました。
自分の見方次第で世界が変わる、っていう意識改革を小説を通して気づきたい方にはオススメです。