城崎に行ってきました。
台風の翌日で、行けるのかーと思ってたのですが行けました。
2、3ヶ月に一度レンタカーで3時間以内に行けるところに旅行にいくのが習慣になっていて、(これに関してはぜひまた記事書きたいと思っています。。。。!!)今回は二度目の城崎!!!
城崎のいいところ
なんと言っても温泉ですよね。
城崎の温泉で湯治をする、という志賀直哉の小節、「城崎にて」を授業で習ってから、城崎=温泉のイメージは私のなかで確立されていました。
小学生かな?
その時に小節の中に出てきた一句、
フェイタルなものなのかね?
と言うのが、当時とても印象的で、
Fatalは致命的、と言うのが私の中に深く刻まれた小説でもありました。
なぜ、致命的、と日本語で言わないのか当時は凄く気になってたんです。
そして、そんな志賀直哉が城崎にて湯治の拠点としていた宿、三木屋さんはまだまだ現役のお宿で宿泊ももちろんできます。
城崎温泉の街並み
城崎は柳の木が川沿いに多くすごく風情溢れる町並みがなんといっても魅力的で、めっちゃノスタルジーを感じます。
なんか、恋しくなるというか。
もちろんそんな懐かしく思うような年代でもないのですが、日本の原風景、というか。
私くらいの世代でも、ああ、イイなぁ。。。と感じるものがあるのは確かです。
でも、本当にノスタルジーを感じるほどに、城崎の町並みはあまり変わりません。
私が初めて城崎を訪れたのは約10年前。
その時から、めっちゃ美味しいプリンの円山菓寮さんは変わらずにある。
その隣に練り物屋さんがあって、奥には酒屋さんがあって。。。
御所の湯付近には夜だけ空いてる遊技場みたいなところがある。
これも何年も変わらない風景です。
ここで実家の父に城崎のお酒を送ったなぁ、
ここで友達と射的したけど今は息子と射的してるなぁ、
なんてしみじみ思います。
そして、去年来て、また今年。
去年に比べると、新しいお店も数店できていて、すごく気になること。。。
ずっとやってらっしゃる老舗さんの中に、新しい、今風のお店がぽんとできていたりする
その辺りが気になる。
きっと街の景観とか、しきたりとかが街を守るためにあると思うんだけも、そのへんをどうやってすり合わせてるんだろう。。。
今風のお店でやっていいのはここまで!
とかあるんだろうか?
商工会とかが仕切ってるのかな?
なんか、私の感じる雰囲気だと(あくまで私の意見です)ぽっと出のモンがいきなり入れる感じじゃないのでは?とか勘ぐってまして。
もしかしたら縁かゆかりかがある人が出店してるのかなぁ?
都会から帰ってきた人とか。
どこかの息子さんとか?
そうじゃないと馴染めるのだろうか?
と思うんですよね。
私がコミュ障だからかもしれませんけど!
今回の旅で気になった事その1です。
温泉と下駄
銭湯とかだと、番頭さんに当たるのでしょうか?
城崎温泉は、入場の際にQRコードでピッとするパスがメジャーなのですが、そのピッ!っとするところに、まぁ人はいたほうがいいでしょう。
わかります。
それと、殆どの温泉で下駄はこちらにお願いします〜!と言って下駄整備みたいな担当の方がいるのです。
城崎温泉は浴衣に下駄で外湯巡りができるのがまた魅力で、皆さん下駄で歩かれています。
カランコロンと下駄の音が鳴り響く街並み。。。!イイ!
だから昔から下駄の案内をする方がおられたのも想像できるのですが、もしかしてなんか正式名称みたいなのがあるのでは??と思ったわけです。
しかし、調べても出てきませんでした。
なんかありそうなのになぁ。。。
因みに、この下駄。
駅前のさとの湯の前に城崎の各お宿の下駄がたくさん飾っていて、なんだろう?と思ったのですが、下駄奉納といって下駄を利用される方々の足元の無事を祈願して各宿の下駄が奉納されているんだそうです。
そして、この後納されている下駄も年に一度取り替えられていて、古い下駄は城崎にある温泉寺さんで下駄供養されているんだそう。
それだけ城崎と下駄、下駄の音、というのは切っても切り離せない街の一部になっているんだなぁ、と3度目にして学びました。
城崎の美味しいもの
但馬牛やカニ!
はもちろんですが城崎にはたくさん美味しいものがあります。
オススメの美味しいものをまとめておきます。
湯上がりプリン
先程も紹介しましたが城崎に行ったら絶対に食べるのが円山菓旅行さんの湯上がりプリン!!!!
こればマストです。
外せません。
日本一おいしいプリンやと思います。
今回は初日は完売だったので、2日目朝イチで行きました。並びました開店前に!
そして、その円山菓寮さんのチーズタルト?タルトも絶品です。
朝イチの焼き立て頂きました❤
関西圏なのでパプロのチーズケーキになじみがあるのですが。。。
パブロのレアよりもっとレア。
たれ流れてきてしまいそうなくらいとろーりしていてめっちゃ美味しい。。。
とにかく絶対食べるべきです。
因みにプリンは保冷剤つけてもらったらなんとか持って帰れなくもないって感じですが。。。
帰りに寄り道する派の人は持ち帰り厳しいと思います。
なので私は城崎に来たときのご褒美として特別に思っているプリンでもあります。
城崎の地ビールはラベルがオシャレ。
中でもおすすめは黒のラベルのスタウトです。
コクがあってコーヒーのような味。
ビール苦手な私でも美味しく飲めます。
子連れなら城崎マリンワールド
初回に城崎に来た約10年前はロープウェイに乗って山に登ったのですが、子連れで来るようになってからは城崎マリンワールドに行っています。
展示が面白くて何度行っても楽しめます。
今回は入り口にオオサンショウウオの水槽があって、このくらいの重さだよ、っていう砂袋がありました。。。!
オオサンショウウオ、ずっしり重い!!!
天王寺動物園にもオオサンショウウオいてるのですが、こんなにクリアーに見えないので今回こんなに大きいのかっ!と改めてビビりました。笑
魚に触れられたり、餌をあげたりできるコーナーも。
ヤドカリもいてるのですが、ヤドカリなんてめっちゃ普通の筈なのにいざ触るとなるとドキドキしたりして楽しいです。
海遊館の触れるコーナーとはまた違った良さがあります。
そして、アジを釣ってそのまま天ぷらにして食べれるコーナーは子供が大喜びです。
別料金かかりますが(600円やったかな?)
大満足なのでぜひやってみてください。
我が子はいきなりなのに釣り上げたアジをガシッと手で掴んでてびっくりしました笑
城崎は温泉街でなかなか子供は楽しめないんじゃ?と思ってきたのですがマリンワールド、大満足でした。
城崎から寄り道するなら
城崎の帰りにさらっと寄れる近くの観光地は、今のところ3箇所行ったのでご紹介。
出石
城下町で城もあります。
お稲荷さんみたいに、鳥居が連なっていてきれいなお城です。
後は時計台も有名ですね。
蕎麦が美味しくて、わんこそばの様に何皿にも分けて出てくるのが面白いです。
出石観光センターってところに駐車場があって、そこに車を止めてぐるりと見て回りました。
少し遠いですが天橋立も頑張れば!って感じです。
天橋立ビューランドというところがあって、足元もきれいに整備されたところから、天橋立をみることができますよ。
因みに、ビューランドから見る天橋立は、天に舞う龍みたいに見える、ってことで「飛龍観」と呼ばれているそうです。
近くには智恩寺という、三人寄れば文殊の智恵、で有名な文殊菩薩様がいるお寺もあります。学業の神様として人気だそうですよ。
竹田城跡
車を駐車場に止めたら、バスかタクシーで最寄りまで行って、最終歩いて登ります。
なかなかきつい山道ですが、栗やどんぐり、それにきのこなんかもあって子供的には喜んでました。
竹田城跡は本当に跡しかないのですが、頂上からの眺めや済んだ空気は最高でした。
まだまだ行きたいところがたくさんあるのですが、やっぱり城崎は定期的に行きたくなりますね。
今度はどこに行こうかなぁ(•‿•)